インマヌエル 2025年2月23日

主にあるみなさん

 春の近さを感じますが、まだまだ手の内につかめません。みなさんは春をつかまえましたか。

 今週は、東京のH幼稚園のために二日間、東京にいました。教諭の自己評価委員会でした。そこで数年前よりぐんと教育・保育が好きになったことが伝わってきました。それだけに自分の教育・保育に真摯に向か合っている気持ちの良い評価となりました。一生懸命に向かい合うから悩みがでてきます。正解はありませんね。今の時、自分にとって正しい答えをもっていてていいよと応える。飛行機の中でオードリー・タンさんの「私はこう思考する」という本を読んでいました。「この世界に正しい答えを知る者などいない、誰もが自分にとって正しい答えをもっていてていい」という言葉を思い出した。

 そんなとき大森に行く途中に95歳のNさんが帰天されたと電話があり、葬儀に出るために牧師シャツを購入にピエタに寄りました。

「牧師さん、もう既製品は作っていませんよ。大きなサイズの既製品の最後がありました。」と笑みを貯めた修道女に言われ無事に購入しました。故人からいつも牧師シャツをもっていてくださいと言われたように思いました。これが、私の最後の牧師ワイシャツになるでしょう。葬儀まで時間がありホームドクターの所に寄り、PC断層診断CT撮影、血液検査をうけました。故人の導きと感謝しています。

故人は帰天に備え、和服を新調していました。死んではじゅばんを着ることはないとだて襟を用意され、顔にかぶせるレース入りの綺麗な打ち覆いを用意されていました。「帯は」と聞くと「必要はない。」と言われたと聞きました。お見事です。爽やかなお姿でした。

 夜はお世話になった数件の飲み屋、遅れて新年のあいさつにいきました。少々、ハードな東京でした。帰ると卒園生から20歳になりましたというカードをいただきました。力をいただく。感謝です。事務処理をしましたが少し遅れています。こういう時もあると遊んでいます。

 インマヌエル、神ともにいますという日々でした。来週もみなさんの日々も神と共に歩むものとなりますように。    竹田孝一

風のように2月23日

 

TOP